広島県の瀬戸内海にある大久野島という場所をご存知ですか?別名うさぎの島とも言われている場所で、島には約700羽の野生のうさぎが生息しているらしいです。うさぎ好きにはたまらない島ですね!
今回、実際に大久野島へ行ってきましたので、その体験談を記事にしたいと思います。この記事では、大久野島へのアクセス方法を中心にご紹介していきます。実際にうさぎと触れ合った写真や大久野島については別の記事で紹介しようと思いますので、そちらの記事をご覧くださいね!
大久野島へのアクセス方法は大きく分けて4種類あります。
- 忠海まで電車で来てフェリー
- 忠海までバスで来てフェリー
- 忠海まで自動車で来てフェリー
- 忠海まで歩き・自転車で来てフェリー
どの方法も最終的には忠海港から船(フェリー)を利用する必要があります。僕の体験談を交えつつ、それぞれの方法を解説していきますね!
忠海港からフェリー!それまでの移動手段はあなた次第
大久野島へのアクセス方法は最終的に忠海から船(フェリー)を使う必要があるのですが、忠海へのアクセス方法はあなたの出発地やスケジュール次第です。
今回のアクセス方法は広島県内在住の方や、忠海徒歩圏内にお住いの方向けではなくて、県外に住んでいる方向けに紹介しますのでご承知おきください。
広島空港からリムジンバスで竹原駅へ
僕の場合、東京からの大移動だったため、東京羽田空港から広島空港へ移動して、そこからリムジンバスを利用しました。広島空港発のリムジンバスの行き先はさまざまありますが、忠海港を目指すのであれば、三原駅か竹原駅行きがいいです。リムジンバスの行き先や料金、所要時間が知りたい場合は広島空港の公式ホームページで確認ください。
今回は待ち時間などを考慮して、竹原駅行きに乗りました。片道1,000円と広島空港から竹原駅までの移動手段の中では最安だったと思います。タクシー移動の場合5,000円以上かかる距離を1,000円ですからお得です。
三原行きリムジンバスか、竹原行きリムジンバスかの判断は広島空港へ到着した時間や普通列車の接続時間に応じて変わるので、どっちがいいという判断は難しいです。Googleのルート案内を利用すると、待ち時間が少ない方法を提示してくれるのでおすすめですよ。
竹原駅から忠海駅まで普通電車
竹原駅から忠海駅までは普通列車で200円です。電車の本数は1時間に1本程度なので、時間調整を考えて行動しましょう。電車は田舎にあるような2両列車でした。広島=都会というイメージがあったので少しビックリしました。
広島空港→竹原駅→忠海駅
今回の僕の移動を整理すると東京から広島空港まで飛行機移動、広島空港から竹原駅まではリムジンバス、竹原駅から忠海駅までは普通列車移動ということになります。広島空港から忠海駅までの移動時間は約1時間〜1時間半程度でした。金額は1,200円とかなり費用を抑えられました。
僕のように、広島空港まで飛行機で移動した方は、総合的に考えてこのルートが一番おすすめな気がします。
広島空港近くでレンタカーを借りるという方法
広島空港近くでレンタカーを借りて移動するという方法もあります。レンタカーの場合、ご自身のペースで移動が可能ですので待ち時間などが発生しない分、時間を有効に使えるでしょう。忠海港に駐車場が完備してあるので、地元の方々は忠海港まで自家用車で来てフェリーに乗る方が多かったです。
ただ、大久野島に宿泊を検討されている方には不向きな方法です。駐車場に停車している間もレンタカー料金が発生して割高になってしまいます。レンタカーはガソリン代を入れると1日1万円〜2万円の費用が発生しますので、宿泊する方にはおすすめできません。
ちなみに自動車が乗るフェリーもあって、自動車で大久野島に上陸できるのですが、自動車が必要なほど大きな島ではありません。大久野島に自動車で来ても利用するタイミングがほとんどないでしょう。
新幹線移動の方は三原駅から普通列車乗り換え
新幹線を利用して、忠海駅を目指す場合は三原駅で普通列車に乗り換える方法が一番楽です。三原駅は新幹線が停車する駅で、そこそこ栄えてるので時間を潰したり、お土産を見たりすることもできます。三原駅から忠海駅までは電車で約20分程度です。
僕の場合、広島までの移動手段が飛行機か新幹線かで迷っていたのですが、新幹線の場合移動時間が約2倍かかるので飛行機にしました。
大久野島行きフェリー乗り場は忠海駅からすぐ
忠海駅まで移動できれば忠海港までは徒歩3〜5分程度です。大久野島の最寄駅ということもあり、駅名を記した看板にはうさぎのキャラクターが。
駅は非常に小さい駅で、駅の待合室はご覧の通り掘っ建て小屋仕様です(笑)。
一応パスモ対応の自動改札なのですが、簡易的な改札でした。
忠海駅前は旅館や薬局や、喫茶店などが並んでいて、思ったよりも栄えてました。うさぎ島の観光客が増えてそこそこ潤っているのでしょうか?
忠海港は忠海駅を背にして右方向にあります。2〜3分歩くと「大三島行フェリーのりば」の看板が見えてきます。この看板が見えれば港はもうすぐです。
うさぎの餌を買う場合は忠海のスーパーマミー
うさぎと触れ合いたいという目的で大久野島へ行く方は、忠海駅からすぐの地元スーパーマミーで餌を調達していきましょう。
念のために住所広島県竹原市忠海中町2丁目4−15(クリックすると地図が立ち上がります)を載せておきますね。営業時間は9:00〜19:00で日曜日が定休日みたいです。心配であれば電話で確認してみるといいでしょう。
うさぎが好きそうな野菜や、うさぎの餌も売られていました。
そして、うさぎが大好き?な人参も148円と非常にお買い得です!
うさぎの餌は、忠海港でも買えるみたいですが、少量で金額も少し高めなので、スーパーで買ったほうがお得です。ちなみに大久野島ではうさぎの餌が買えないみたいなのでご注意を!
忠海港はうさぎ島への玄関口
フェリー乗り場におしゃれで可愛らしい建物があります。フェリーの切符はこの建物の中で購入します。
それにしても本当に可愛らしいですね。外観写真を何枚かUPしておきます。
建物の中で切符やうさぎ関連のグッズの購入ができます。
フェリーの時間は1時間に1本程度なので、空き時間が発生しても、この施設でゆっくりお土産をみたり、軽食を摂ったりできるので安心ですね。
大久野島までフェリーで15分程度
フェリーの金額は片道310円、往復で620円と思ったよりも安いです。切符は有効期限がないみたいなので、宿泊する方も最初の段階で往復チケットを購入してしまいましょう。失くす可能性がある方は片道分にしておきましょう(笑)。
フェリーの所要時間は15分程度なので、景色を眺めてたらあっという間に到着します。ちなみに船の定員は客船100名、フェリー300名+車両です。今回は真冬の旅行ということもあって、スムーズに船に乗れましたが、繁忙期の夏の時期は1度で乗り切れないケースもあるみたいなので、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
今回乗ったのはフェリータイプで定員300名の船でした。真冬なのに100名以上は乗っていた気がします。
船からの景色はこちら。忠海の黒滝山という山が綺麗でした。
寒い中、船の外で景色を眺めて楽しんでいる人が多数いました。普段乗らない乗り物に乗るとテンションが上がりますよね。
時間通り、約15分で大久野島に上陸しました。
上陸してすぐ目に入ったのが野生のうさぎ・うさぎ・うさぎ….うさぎの写真を公開したいのですが、長くなったので、次の記事で紹介しますね。お楽しみに。
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